不登校新聞

389号 (2014.7.1)

不登校からのアルバイト「18歳をすぎてつのる焦り」

2014年06月26日 18:49 by kito-shin

群馬県のご当地キャラ「ぐんまちゃん」の執筆者の窪田今日子さん

 タイトルのとおり、私が初めてアルバイトをしたのは21歳のときです。私は16歳から20歳までフリースクール「東京シューレ」に通っていました。実家は群馬、王子までは片道2時間。友人やスタッフに「バイトしないの?」と聞かれたこともありましたが、お金を貯めて買いたい物もなく、一人暮らしの願望もない。まして体力も器用さも人並み以下なのに、東京シューレに通いながらバイトなんてできる気がしませんでした。今もそうですが何より不安が先立つ性格なので、体と時間を言い訳に先延ばしにしてきました。
 
 ただ、18歳をすぎたあたりから内心では焦っていました。自分自身は子どものままだと思っていても、世間に出ればこれからは大人として扱われる。お金を稼いだ経験のないまま年齢を重ねていく不安が強くなっていったのだと思います。
 

最初のバイト 知人のお店で

 
 そしてシューレを退会。日々通う場所もなくなり、ようやく何かバイトをしてみようと動き出します。意を決して電話をかけ、その結果、幼馴染みのご両親が経営しているコンビニで雇ってもらうことになりました。この店を選んだのは私の事情を知っている人だったからです。ちなみに面接はその電話だけで済んでしまったようで、雇う条件も「あまりすぐに辞められては困る」と言われたくらいでした。そのお店には2年半、お世話になり、今は自宅近くの別のコンビニに勤めて3年半が経ちました。
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