不登校新聞

251号(2008.10.1)

NPO紹介 大人と子どもで築く安心なまちづくり

2014年07月17日 15:53 by 匿名
2014年07月17日 15:53 by 匿名


 今回のNPO紹介は埼玉県和光市にて、子どもたちの防犯活動に取り組む「こども・みらい・わこう」。現在の取り組みや今後の展望など、副代表の山田正史さんと事務局長の待鳥美光さんにうかがった。

 地域社会の崩壊が叫ばれてひさしい昨今、いかにそのつながりを取り戻すか。都市部やその近郊においては喫緊の課題の一つと言える。

 埼玉県和光市は畑が広がるのどかな東京近郊の街だった。ところが近年、都市開発の波が押し寄せ、人の流れが増えた。それに伴い、子どもたちが恐喝などの被害に遭う事件がしばしば起きるようになった。

 「2001年、大阪府の池田小学校で起きた事件はとくに衝撃的でした。それをきっかけに、『子どもたちをいかに守るか』という危機意識が地域住民のなかでより高まるのを感じました」と、事務局長の待鳥さんは語る。

広義に子どもの問題を考える 

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

『不登校新聞』のおすすめ

624号 2024/4/15

『不登校新聞』のおすすめ

623号 2024/4/1

編集後記

623号 2024/4/1

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

624号 2024/4/15

タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

623号 2024/4/1

就活の失敗を機に、22歳から3年間ひきこもったという岡本圭太さん。ひきこもりか…

622号 2024/3/15

「中学校は私にとって戦場でした」と語るのは、作家・森絵都さん。10代に向けた小…