不登校新聞

391号 (2014.8.1)

最終回 生きているだけでありがとう

2014年07月30日 15:54 by kito-shin


連載「孫の不登校」


 ここ、3年~4年、祖父母の方が親の会に出席くださることが珍しくなくなり、また、電話や手紙のご相談のなかにも、お孫さんのお話が多くなってきました。そこで本紙では「孫の不登校」という連載企画を40回にわたって掲載させていただきました。
 
 今号が最終回となりますので、まとめの気持ちで不登校のお孫さんがいらっしゃる祖父母のみなさんへお伝えしたいことを記させていただきます。
 
 私も73歳、来年、小学校に上がる孫もいます。私たちの世代は、学生時代、不登校の旧友にはほとんど会っていないと思います。学校へ行くのは当たり前であり、病気でもないのに登校しないとか、できないとかは理解しにくい世代です。おまけに努力すれば結果も出る高度成長期を背景に育っています。学校へ行かず、昼近くまで寝ていて、起きたらゲーム漬けの孫の姿はとっても情けなく思えてしまうでしょう。また、世間体を気にして育てられた世代でもあります。まだまだ日本社会は不登校はダメな人のすることと見ている人が多いので、自分の孫がそうだと認めたくない気持ちが働きます。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

第18回 寝屋川教師刺殺事件【下】

232号(2007.12.15)

最終回 家庭内暴力とは何か【下】

232号(2007.12.15)

第232回 不登校と医療

232号(2007.12.15)

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

527号 2020/4/1

「自分の悩みを本気で打ち明けてみたい人は誰ですか」。そう聞いてみたところ不...

526号 2020/3/15

中学と高校、2度の不登校で苦しんだ不登校経験者にインタビュー。自身が「どん...

525号 2020/3/1

受験生の息子が突然の不登校。今ならばわかる「親にできること」を母親が講演。