不登校新聞

249号(2008.9.1)

声「考えるということ」

2014年08月07日 14:58 by 匿名
2014年08月07日 14:58 by 匿名


 248号6面「若者と仕事」で、茂手木涼岳さんの書かれた「想像力を殺したくない」を読みました。そのなかでとくに目を惹いたのは、自分のやりたいことは「考える」ということだったという一文でした。

 私事になりますが、今から8年ほど前に定時制の高校に通っていた時期がありました。人に会いたいからという理由で、試験勉強もろくにせずに入学しました。学校に通うのは小学3年生のころ以来でした。

 自転車で片道30分ほどの道のりを行き来して、授業を受けたり給食を食べたりしてました。
 人と会うという最初に考えていたことは、当たり前ですが叶いました。コンビニで買い食いしたり、あだ名で呼ばれたり、授業中に手紙交換したりしました。部活に入って野球したり、くわしく書くのはいまだに恥ずかしいので省きますが、今思えばどうなんだろうと思うような失敗もけっこうしました。
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