目は見るため、耳は聴くためにあり、時間を感じとるために心がある。佐賀での登校拒否全国ネットワーク夏合宿の講演で内田良子さんが引用されたエンデの言葉だ。
1泊2日の合宿のひとときは、穏やかで和やかな雰囲気のなかで、子どもたちの言葉に耳を傾けたりしながら、久しぶりにゆっくりと時間の流れを感じる心を取り戻した思いがした。現代のおとなは日々の忙しさのなかで、数字で刻まれた時間をいつも気にしているが、本当に自分の時間を感じとる心をなくしているようにみえる。
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