不登校新聞

248号(2008.8.15)

第3回 理不尽な給食、学校行事…

2014年08月21日 14:52 by 匿名
2014年08月21日 14:52 by 匿名

連載「学校のナゼ」


 今回の「学校のナゼ」は、08年8月2日~3日に行なわれた「夏の全国子ども交流合宿in佐賀」に参加していた14~21歳の子ども・若者どうしでミニ座談会をしたときの声を集めてみた。「宿題」「給食」「学校行事」など5人の事例を読んで、みなさんは何を感じられるだろうか。

――夏休みと言えば「大量の宿題」だよね。
Aさん 小、中学校のころ、夏休みの宿題はいま考えても驚くほど大量に出されていた気がする。1教科でプリント30枚とか。そのほかに絵日記や自由研究とか山積みで、図工や自由研究は親に手伝ってもらわなければ終わらないほどだったのは覚えていますね。

Bさん 小学校のころ、自由研究で新聞の折り込みチラシの分類をしてみたことがあるんです。電気屋さんとか住宅販売とか、毎日のように届くたくさんのチラシを分類してみたんです。1紙だけじゃなくて、2紙くらい取り上げて比較してみたり。学校に持って行ったら先生はほめてくれて教室の外に張り出そうかという話になったんですけど、「理科の自由研究」ではないからという理由で張り出せないってことになっちゃって。別に張り出されなくてもよかったんですけど、自由研究なのに自由にさせてくれないのは何でだろと、疑問でしたね。

Dくん 俺は毎日の絵日記が苦手だった。「今日の目標」っていうのを毎日たてて、達成できたかできなかったかを書き込まなきゃいけないんだけど、そんなこと考えてたら夏休みをまったく楽しめないんですよ(笑)。

 吐くほどキライなのに

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