今年もチャイルドラインの「受け手養成講座」が始まり、「子どもの心の声を聴く」というテーマで話をしてきた。子どもの心の。
声というのは、悩みであることも多い。少ない言葉のなかから、子どものほんとうの気持ちを引き出す作業は容易ではない子どもの安心感や、信頼感を得ることがまず大切だ。相談をしてくる子どものなかには、周囲の大人たちへの不信や、不安が根底にあることも少なくない。大人の過剰な期待に応えられなくなって、助けを求めてくるケースもある。「親の思い通りの子どもでないと、自分は愛されないのではないか」と思いながら話す子どももいる。
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