不登校新聞

393号 (2014.9.1)

不登校の5年後、82%が就学・就労

2014年09月08日 16:03 by kito-shin


 中学3年生時、不登校だった生徒の5年後を追った追跡調査(不登校生徒に関する追跡調査研究会/座長・森田洋司氏)の結果が文科省から発表された。
 
 それによると、不登校をした者のうち、高校に進学した者が85%、現在、就学または就労している者は82%と不登校経験者の多くが就学・就労していることがわかった。また、現在に至るまで受験や就労に関して「苦労はまったくなかった」と回答した者が46%で最多、かつて不登校であったことが現在の状態にマイナスの影響を与えているかについて聞いたところ「マイナスは感じていない」と答えた者が41・1%で最多だった。



 不登校への捉え方を問うたインタビュー調査では、「肯定」32・6%、「中立」28・1%、「否定」39・4%という回答が得られた(調査官が回答を分類)。インタビュー調査をクロス集計したところ、現状に満足をしている回答者は、不登校を肯定的に捉え、現状に不満がある回答者は不登校を否定的にとらえる傾向にあった。そのことから、不登校の捉え方は「現在の状況への満足度に関連する」と調査官は結論づけた。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

『不登校新聞』らが共同メッセージ発信 「9月1日」の子どもの自殺に向けて【公開】

465号 2017/9/1

行政からも求められる「不登校の中間支援組織」 千葉で新たに設立

465号 2017/9/1

小中高生の自殺 原因は「学校」10年連続トップ

457号 2017/5/1

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

466号 2017/9/15

いま20歳になる息子の父です。息子は、小学校の低学年のころは楽しくすごして...

465号 2017/9/1

8月25日、本紙を含む子ども支援に関わるNPO団体が共同メッセージ「学校へ...

464号 2017/8/15

本人は入学式前から、ピカピカのランドセルや「拾ってきた」という謎のワンピー...