ワークショップのようす
「世界フリースクール大会」(IDEC)2014韓国大会が、7月28日~8月3日まで光明(カンミョン)市で開催された。
海外からは17カ国100人あまりが参加。そのなかで日本からは最多の約40人が参加した。日本以外では、ミャンマー、ネパールから、それぞれ20人、台湾から10人。欧米からの参加は今回少なかった。
韓国国内からは1日300人から500人ほどの参加者があり、一般の学校の教員、学生も多数参加した。
就労などの進路関心事は"若者”
大会の実行委員は20代が多く、基調講演も含めて、大会プログラムには若者の就労問題、フリースクールなどの出身者の進路など、「若者」をテーマとして取り上げたものが多くあったのが特徴的であった。
スケジュールとしては、午前中に基調講演、午後からは複数の会場でパネルディスカッション、ワークショップなど1日あたり、20~30のプログラムが用意されていた。
どのプログラムも子どもや若者、保護者の参加が多く、フリースクールへの関心の高さがうかがえ、社会の中の選択肢となりつつあることを感じた。
しかしその反面、現在の朴政権が非認可のフリースクールに対し登録を強制し、登録しないところは閉鎖を命じうるという動きもあり、関係者が反対運動を展開しているという報告もあった。
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