不登校新聞

246号(2008.7.15)

ひといき 山下耕平・前澤佳介

2014年09月04日 15:35 by 匿名
2014年09月04日 15:35 by 匿名

 バジルを育てている。ひとつのプランターに3株。成長の早さはそれぞれちがう。ちがうのは当然として、驚かされたことがある。一番目のバジルとくらべ、二番目のバジルは背は低いものの、そのぶん葉っぱが大きくなった。三番目のバジルは、とっても貧弱な葉っぱをつけていたのだが、急にひょろひょろと背を伸ばして、背が一番高くなった。

 どうやって、自分の置かれている状況を把握しているのだろうと不思議なのだが、どうみても状況に応じて成長のあり方を変化させているとしか思えない。たぶん、不思議に思うのは、脳みそ中心主義の愚かさなんだろう。きっと同じことは、自分にも起こっているのだ。(大阪通信局・山下耕平)
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