08年5月23日、厚生労働省は2007年度の労災補償状況をまとめた。それによると、07年に労災認定を受けた人のなかで、過労が原因でうつ病などの精神疾患にかかり自殺(未遂を含む)した人は81人に達し、前年度に比べ15人増加していた。自殺者の数は2年連続、過去最多を記録した。
自殺を含む過労による精神疾患を申請したのは952人(前年度比16%増)、うち認定者は前年度より30%増の268人。いずれも過去最多であった。
認定者の年代では30代が37%、20代が25%、40代が23%の順で、若い世代が目立った。
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