不登校新聞

243号(2008.6.1)

Q&A「弁護士って何するの?」

2014年09月25日 14:40 by nakajima_


 Q.少年法改正で12歳の子どもも少年院へ送られることがあるので、非行の事件で警察に呼び出されたら、弁護士をつけたほうがいいと聞きました。弁護士は何をしてくれるのですか。また、弁護士費用がかかりますか。

 A.14歳未満の子どもの非行については原則として児童福祉法上の措置で対応することになっています。その措置を決めるのは児童相談所です。07年11月1日に施行された「改正」少年法では、14歳未満でも法律に触れる非行をした場合、警察は調査のうえ、家庭裁判所で審判するよう意見をつけて、児童相談所所長に送致できるよう新たに定められました。どんな場合に警察が意見をつけるか、それは非行程度、つまり殺人や放火などの重い罪であるか、軽い罪であるかは問われません。

 改正前も、警察は14歳未満の子どもの非行については、取調べをして要保護児童として児童相談所に通告していました。しかし、改正によって変わったのは、身体検査令状によって強制的に子どもの指紋を採ったり、証拠物の差押さえもできるようにになりました。そして、警察から事件送致を受けた児童相談所長は、重い事件の場合には原則として家庭裁判所に送致することになりました。つまり、11歳や12歳の小学生でも少年鑑別所に収容して審判のうえ、少年院で教育することができるようになったのです。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

「お盆休みの里帰りがしんどい」不登校の親子で乗り切るコツは

512号 2019/8/15

不登校・ひきこもりが働くために必要な前提は、ただひとつ

508号 2019/6/15

進学・就職とまわりが動き出す春、親子で焦らないための極意とは

502号 2019/3/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

516号 2019/10/15

NGO「ピースボート」のスタッフで、不登校経験者でもある堀口恵さん。「中学...

515号 2019/10/1

不登校の子とともに25年間、歩んでこられた「フリースペース コスモ」の佐藤...

514号 2019/9/15

不登校の子どもの多くは、学校へ行かない自分を責め、そのつらい気持ちと毎日向...