不登校新聞

238号2008.3.15

第4回 傷つける専門家はいらない

2014年10月29日 15:11 by 匿名


連載「スクールソーシャルワーク」


 SSWが全国的に導入されるからといって、単純に喜んでばかりいられないことの理由には、ワーカーが子どものことをどう捉えているかという問題があるからなんだ。子どもは大人より年齢が低くて判断力がないから、大人が指導したり、罰したりして育てなくちゃならないなんて考えているワーカーだったら、子どもの側としては歓迎する気にはなれないよね。そんなワーカーだったら、僕だって近づいてほしいとは思わないよ。

 僕がソーシャルワークに関わり続けていることの背景には、ソーシャルワークでは人間の尊重ということが大前提となっているからなんだ。年齢や性別、国籍、貧富など関係なく、すべての人が大切にされるという考え方なんだよね。こうした考え方は、国際的にも国内的にも基準や綱領(宣言)などの文章としてきちんと述べられている。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

第18回 寝屋川教師刺殺事件【下】

232号(2007.12.15)

最終回 家庭内暴力とは何か【下】

232号(2007.12.15)

第232回 不登校と医療

232号(2007.12.15)

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

553号 2021/5/1

ここ数年で広く知られるようになってきた「HSP」。HSP専門カウンセラーの...

552号 2021/4/15

学年別でみるといじめのピークは小学校2年生。低学年のいじめとはどんなものな...

551号 2021/4/1

みんながあたりまえにできることが、自分だけできない。そんな生きづらさは「発...