不登校新聞

238号2008.3.15

第4回 傷つける専門家はいらない

2014年10月29日 15:11 by nakajima_


連載「スクールソーシャルワーク」


 SSWが全国的に導入されるからといって、単純に喜んでばかりいられないことの理由には、ワーカーが子どものことをどう捉えているかという問題があるからなんだ。子どもは大人より年齢が低くて判断力がないから、大人が指導したり、罰したりして育てなくちゃならないなんて考えているワーカーだったら、子どもの側としては歓迎する気にはなれないよね。そんなワーカーだったら、僕だって近づいてほしいとは思わないよ。

 僕がソーシャルワークに関わり続けていることの背景には、ソーシャルワークでは人間の尊重ということが大前提となっているからなんだ。年齢や性別、国籍、貧富など関係なく、すべての人が大切にされるという考え方なんだよね。こうした考え方は、国際的にも国内的にも基準や綱領(宣言)などの文章としてきちんと述べられている。
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