東京都が「ひきこもり実態調査」を実施し、推計で都内には2万5000人のひきこもりがいると発表した。しかし、この推計は調査を実施した15歳から34歳までの男女1388人中10人を「ひきこもり」とし、算出したもので、実態にどれだけ近づいているのか、疑問の声もあがっている。
調査は、無作為抽出した15歳から34歳までの男女3000人に対し、戸別調査を実施。回答を得られた1388人のうち、主婦や妊婦を除き、「家からは出ない」「コンビニや用事があるときだけ外出する」などの状態に該当した10人を「ひきこもり」とした。
調査では、この10人に加え、相談機関を通じて「ひきこもり」状態と見られる18人に対しアンケート調査を行ない、回答を分析した。
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