Q.中学校や高校で不登校になっている子どもにとって春はとくに落ち着けない時期。部屋にとじこもったり、逆に外へ出て仲間と深夜コンビニエンスストアでたむろしてタバコを吸ったり、飲酒したりすることもあり、親は不安になります。こんな問題をどう考えたらいいでしょうか。(編集部)
A.たしかに3月、4月は、不登校の子どもと親にとっては進級・卒業を意識したり、進路選択を迫られた気分で、気持ちの落ち着きどころが見えずにいらいらしたり、身動きできない思いで落ち込んだりする時期です。とかく親は、子どもが部屋にこもると、それが心配。外へ出るようになればなったで、交友関係や問題行動が心配で家に落ち着いてほしいなどと思ったりします。どちらにしても、親の心配は子どもが「学校に行けない」、「働かない」ことから生まれる不安なのでしょう。
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