10月16日に文科省が発表した「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」によると、高校中退者が昨年度に比べ8000人増加したことがわかった。
13年度の高校の中退者数は、5万9742人。今回初めて高校通信制課程に所属する生徒も調査対象になったため、増加につながったと見られている。
注目されるのは定時制高校の1年生における中退者率23・7%。定時制高校の中退率は全日制、通信制高校と比べても高いが、定時制高校1年生における中退率は、全生徒における中退率の14倍。およそ4人に1人が中退したことになる。
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