不登校新聞

237号(2008.3.1)

かがり火 奥地圭子

2014年11月05日 12:59 by 匿名
2014年11月05日 12:59 by 匿名


 近年、不登校は専門家にみてもらうものという流れが強まっているが、故大久保春茂さんは「その子の専門家は親だよ」と、よく言っておられた。本当に子どもとともに生きている親の話は含蓄が深い。

 1人目の母親は保育の仕事をされている。子どもは5人とも、全員が不登校育ちだ。家で過ごす17歳の子が「いってらっしゃい」と毎朝見送ってくれ、帰宅するとごはんをいっしょに食べる。「なんて幸せなんだ」と思い「子どもは存在しているだけでパーフェクト」と語った。
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