不登校新聞

237号(2008.3.1)

第3回 不登校への関わり方は?

2014年11月05日 14:01 by 匿名
2014年11月05日 14:01 by 匿名


連載「スクールソーシャルワーク」


 つい最近の話なんだけど、学校に行っていない子を持つ親の人たちと話す機会があったんだ。そのときに、何人かの人たちが申し合わせをしたみたいに、担任から心療内科に行きましたかって尋ねられたって言うんだよね。子どもは家で元気に過ごしていて、親から見てとくに気になるところはないんだけど、先生たちからすると不登校は病院に行かなくちゃいけないような"ビョーキ”らしいんだね。

 "ビョーキ”扱いをしないまでも、人間関係づくりが下手だとか、ガマンができないとか、子どもたちがおかしいっていう理由がいろいろあげられるけど、それってみんな本人に問題があるっていう見方でさ、本人が変われば解決するって考えられているんだよね。

 学校生活全部に眼を

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

第18回 寝屋川教師刺殺事件【下】

232号(2007.12.15)

最終回 家庭内暴力とは何か【下】

232号(2007.12.15)

第232回 不登校と医療

232号(2007.12.15)

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

624号 2024/4/15

タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

623号 2024/4/1

就活の失敗を機に、22歳から3年間ひきこもったという岡本圭太さん。ひきこもりか…

622号 2024/3/15

「中学校は私にとって戦場でした」と語るのは、作家・森絵都さん。10代に向けた小…