昨年9月、京都府京田辺市で、就寝中の父親の頸部にまさかりで斬りつけて殺害した二女(当時16歳)に、京都家裁は1月23日、中等少年院送致の保護処分決定をした。
家裁が公表した決定要旨によると、少女は以前から興味をもっていたギロチンを連想して、きらいな父の首を斧で斬って殺害することを決意し、犯行から5日前にまさかりを購入し、犯行日の明け方に実行した。
家裁の判断は、二女の犯行が残忍で計画性も認められるため、「改正」少年法によって、原則逆送すべきではではあるが、二女の資質や父母の不適切な対応などの背景や反省の態度、過去に非行歴もないことを考慮し、「相当長期」の矯正教育によって更生を促すのが相当だとした。
さらに殺害の動機と背景について、家裁は次の事実を指摘した。
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