このまえ、たまたま観たNHKの番組でEU特集が組まれていた。特集は1日目がEU圏内での労働者の流通問題、2日目は教育問題に触れていた。流通・教育問題のどちらでもグローバリズムに対抗する目標が掲げられていた。
具体的な例を紹介すると、ブレア首相就任以来から「競争原理作戦」が続くイギリスでは、教育現場でも「できる子」だけに給食でケーキが配られることがあるそうだ。ケーキを食べる子どもたちのうれしそうな顔を見て、娘は「これでは家庭でも格差をつけるようになって虐待が起こるよ!」と憤っていた。食い物の恨みは恐いのに……。
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