不登校新聞

233号(2008.1.1)

戯作家 パオロ・マッツァリーノさんに聞く

2014年11月26日 14:34 by nakajima_
――道徳を小中学校の正式課目にすべきだという動きがありますが、これについてのお考えは?
 道徳の授業でどんなこと教えるんでしょうね。世間では公務員のいわゆる「天下り」ってのが倫理道徳上、問題視されてます。私が道徳の教科書をつくるなら、ぜひ、これを取り上げたい。「衆議院の調査によると、文部科学省からの天下りだけでも、3000人ほどいるとのことです。みなさんはどう思いますか。クラスのみんなで話し合ってみましょう」。

 まあ絶対、検定通らないだろうけど(笑)。

 少年犯罪が起きると、すぐに「少年の心の闇」がどうだのこうだのと議論されます。でも、心に闇がない人なんているんですかね。まともに心理学や精神医学を研究している人ならば、わかってるはずですが、あまり指摘されません。高齢化の影響もありますけど、統計を見ると、50代、60代の犯罪こそ増えています。なのに、「50代の心の闇」は不思議と報道されません。

 偽装問題とかもそうですが、どうみても、道徳教育が必要なのはオトナのほうじゃないですかねえ。

――しかし「青少年の道徳観の低下」は、多くの方から指摘されています。
 

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

「スクールロイヤー」とは何か 弁護士に聞く制度の課題と展望

522号 2020/1/15

「素の自分を愛してあげてください」りゅうちぇるさんに聞く

521号 2020/1/1

お金を儲けず、子どもを管理せず、その子の感性に寄り添える場を

520号 2019/12/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

522号 2020/1/15

ふつうの学生生活を送りたいと言われて親は何をすればいいのでしょうか。函館圏...

521号 2020/1/1

テレビや音楽活動で活躍するりゅうちぇるさん。学校で苦しんできた自身の経験を...

520号 2019/12/15

不登校経験はないものの、小学校から高校まで、ずっと学校生活に苦しんできたと...