不登校新聞

235号(2008.2.1)

不登校経験者 今日を退屈させないために

2014年12月11日 15:42 by 匿名
2014年12月11日 15:42 by 匿名


 今号、取材したのは伊藤祐基さん(24歳)。中学校から不登校をし、その後、フリースクールを経て、大学生になった。伊藤さんにこれまでの経緯などをうかがった。なお、取材は東京シューレと共同で行なった。

――いつから不登校をしましたか?
 不登校は中学校からです。小学校からの人間関係が崩れたことと勉強が厳しかったことが相まって、すぐにイヤになりました。それから1年後、東京シューレに通うようになりました。

 シューレには3年間ほど通ってましたが、まったく目立ったことはしなかったので、お話できるようなことはないです(笑)。毎日のようにゲームをして、心を許せる人だけとがっちり寄り添ってたので、あまりパッとしない青春だったかと。

 それでも、シューレでいまも尊敬できる人に巡り会えだのは幸運だったと思います。知識がある人、考え方がおもしろい人、自然体な人、そういう友だちといるだけで楽しかったです。

 自信がついた通信づくり

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