おかげさまで15周年
『Fonte』(旧・不登校新聞)が創刊15周年を迎えました。今号では新聞社15年の歴史をふり返ってみたいと思います。創刊15周年企画は文末の「関連キーワード」の「15周年」をクリックしていただくと、15周年企画の一覧が表示されます。
◎97年9月1日の自殺を機に。
まずは「不登校新聞創刊」。きっかけとなったのは、1997年8月31日の焼身自殺と体育館放火事件でした。どちらも中学生による事件で、登校を苦にしたものだと思われています。この事件を受け「学校以外の道は死だけではない」ということを伝えるべく、新聞社設立が準備されました。母体は全国の親の会や学校外の居場所。多くの人の協力を得て、98年5月1日に『不登校新聞』第1号を発行。同時に東京、名古屋、大阪で記念集会を開催。
なお、創刊号トップニュースは「金属バット事件」の判決。「金属バット事件」は96年、寝ていた長男(14歳)を父親が金属バットで殺害した事件です。長男は「学校に行きたくない」と訴えていました。(石井志昂)
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