ここに2007年9月号の栃木・登校拒否を考える会の通信がある。その表紙には「人生の応援詩シリーズ」としてズーニーヴーの「ひとりの悲しみ」が紹介されている。素晴らしい!
この曲は1970年に発売され、作詞家・阿久悠さんの意欲作だったが、さっぱり売れず、歌詞を変えて、翌年、尾崎紀世彦が「また逢う日まで」というタイトルで歌い大ヒットしたものである。しかし、ズーニーヴーのバージョンも捨てがたいという人もいる。この売れなかった曲を取り上げるとはGSファンとしてはうれしいかぎりである。
今年、阿久悠さんが亡くなられた。ご冥福をお祈り申し上げる。 (名古屋支局・多田耕史)
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