連載「不登校の歴史」
90年代半ばのころは、不登校と医療の関係はどうだったのだろうか。フリースクールの現場では、90年代後半、子どもたちが病院に行くケースが増え、薬を多量に飲む子が増えたと実感した。それまでなら病院に行かずに、家族が理解することで子どもが落ち着いてきたような症状・状態でも、「今の時代は、すぐに投薬、入院となることに驚くよね」という会話を親の会でもしばしばするようになったのも90年代後半である。
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