これから説明するタイムマシンのつくり方(未来・過去へ行く手順例)はあくまで理論です。かなりわかりづらい部分、うまく飲み込めない部分もあると思いますが、何も考えずに読んでみてください。のちのち、体になじむはずです。ただし、記事はタイムトラベルの説明としても不十分な点があり、理論の大枠だということもお忘れなく。
タイムマシンがほしい。未来へ行き、未来都市で空飛ぶ車なんかを乗りまわし、過去へ行き、マンモスを生け捕って、その肉をしゃぶしゃぶで食ってやりたい……。
今回の子ども編集部企画のテーマは、なんとなんと「タイムマシン」。今年9月、子ども・若者編集部員のメンバーが、会議にある本をを持ち込んだことから始まった。本には、過去や未来へ行くための方法理論が、さまざまに書かれてある。すこし内容を紹介しよう。
理論で知るタイムトラベル
タイムトラベルは、過去へ行くことと未来へ行くことの二つに分けられる。『タイムマシンがみるみるわかる本』(監修・佐藤勝彦/PHP出版)によれば、未来へ行くことは、じつにかんたんだ。
新幹線で東京から博多間を移動すると、「10億分の1秒分の未来へ移動した」ことになる。あまりのスケールの小ささにがっかりしたと思うが、大事なのはここから。
なぜ未来へ行けるか、それは「速く運動すると時間がゆっくり流れる」からだ(相対性理論)。速度によって時間の流れ方は変わる。
多くの人は、ここでワケがわからなくなったと思う。正直、私たちも、頭がこんがらがった。願わくば、もはや考えずに記事を読んでもらいたい。
さて「速く運動すると時間がゆっくり流れる」という理論を応用し、過去へのタイムトラベルを発表したのが、リチャード・ゴッド教授の宇宙ヒモ理論。過去、未来への行き方は、下表(タイムマシンのつくり方)を参考にしてもらいたい。
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