不登校新聞

230号(2007.11.15)

若者と仕事「不登校が活きる“働く”を」

2014年12月24日 15:18 by 匿名
2014年12月24日 15:18 by 匿名


 今回は、松島裕之さん。不登校だからこそできる仕事と生き方を模索し続けたいという松島さんに、そう考える至った経緯などを執筆していただいた。

 自分が初めて仕事をしたのは17歳のとき。地元のコンビニの新規オープンのメンバーとして働き始め、そのまま4年間その店でアルバイトを続けました。

 別にコンビニの仕事に不満があったわけではないし、正社員にならないかとの誘いも受けていたのになぜその仕事を辞めたのか。年齢はもう21歳、1年経てばおなじ年のストレートで大学を卒業した人たちが就職をする。そうなれば、ほかの人より早くから仕事をしていたというアドバンテージは消えてしまうのだから、いまのうちに就職をしてしまったほうがよいのではないか、とかなり真剣に考えていました。

 しかしある日、就職のことを考えると「中卒の自分でも雇ってくれるという場所があるのだから…」という考えが就職をしたほうがよいという気持ちの大部分を占めている自分がいることに気づいたのです。
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