連載「不登校の歴史」
94年11月、「親の会10年――子どもの"いま”を受けとめて」という集会が、東京は日本教育会館で開かれた。登校拒否をしている子どもを学校復帰させようとするのではなく、子どもの気持ち・心を受けとめ、子どもとともに歩こうとする、登校拒否の子どもを持つ親の会は全国に拡がっており、「登校拒否を考える南関東ネットワーク」が主催したものだった。
プログラムもその拡がりを示すように、①渡辺位さんのお話、②子ども・若者多いに語る、③親の会世話人シンポジウム、④父親たちの発言、と続き、大変盛り上がった集会になった。
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