美しいものをつくれる人がうらやましい。美しい声で歌を歌える人。美しい絵が描ける人。美しい文章が書ける人。美しい器が焼ける人。美しい振る舞いができる人。
目を輝かせて、真剣にウエットティッシュのフタを開けたり閉めたりしているうちの子ども。どうしようもなく愛らしい。私のお腹から出てきたわが子。
でも子どもは、自分の作品ではないし。それでも、「上手に育てているじゃない」と言われれば涙が出そうなほどうれしい。そんなことを考えていたら、地面から飛び出ていることに疲れてしまった。こんなときは布団のように平たくなって眠ろう。
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