2014年11月30日、本紙ほか5者共催で開催された「ひきこもりUX会議」では、8名のひきこもり経験者が「新しいひきこもり支援」を提案。今号ではそのうち2名(林さん、岡本さん)のプレゼン内容の抄録を掲載する。

 「働き方」についてお話する前に、私の不登校・ひきこもり経験について、かんたんにお話します。高校2年生で不登校した私は、20代半ばでひきこもりました。信頼できる精神科医や同じ経験をした人たちとの出会いもあり、28歳のとき、ひきこもりを抜けました。その後は短期のアルバイトや正社員として働きましたが、「働いて稼がないと餓死してしまう」という強迫観念につねに追い立てられていました。心身を壊し、働いて得た給与が治療費に消えていく。「私はいったい何をしているんだろう」という葛藤を抱えながらの毎日でした。

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