不登校新聞

402号 2015/1/15

ひきこもり、親はどうすれば? 精神科医・高岡健

2015年01月13日 16:48 by koguma
2015年01月13日 16:48 by koguma

見かけ上ということで言えば、ひきこもりに至る経緯は2通りあります。ひとつは、不登校の延長上にひきこもりという現在を生きている場合。もうひとつは、学生時代は不登校とまったく無縁だったにもかかわらず、20代や30代に突如としてひきこもる場合です。あらかじめお話しておきますが、どちらも学校に関係しているんです。
 
そもそも、不登校というのは「自分と自分との間の対話」です。そのとき、周囲があれこれちょっかいを出した場合にどうなるか。納得のいく対話が進められなくなります。結果、学齢期をすぎても、延長戦を戦うかのように対話を続けて行かざるを得なくなるわけです。これが前者の場合です。

 

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

不登校からの進学 わが子と話をする際に大事な5つのテクニック

594号 2023/1/15

もっとするっと不登校になればいい 不登校の専門家が考える4つの理由

590号 2022/11/15

不登校の子どもの心が元気になるために 親の対応で最も大切なこと

583号 2022/8/1

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

624号 2024/4/15

タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

623号 2024/4/1

就活の失敗を機に、22歳から3年間ひきこもったという岡本圭太さん。ひきこもりか…

622号 2024/3/15

「中学校は私にとって戦場でした」と語るのは、作家・森絵都さん。10代に向けた小…