不登校新聞

227号(2007.10.1)

「ADHD治療新薬」承認へ

2015年01月22日 15:54 by shiko
2015年01月22日 15:54 by shiko
 07年10月3日、厚労省の審議会で、コンサータ(塩酸メチルフェニデート)が承認される見通しとなった。承認されれば、国内初の「ADHD治療薬」となる。しかし、コンサータと同じ主成分で構成されるリタリンは依存性が強いこと、米国では副作用による死亡事故なども起きており、懸念視されていた。

 コンサータは中枢神経興奮剤「塩酸メチルフェニデート」の商品名。リタリンも「塩酸メチルフェニデート」であるが、大きなちがいは徐放化(成分を徐々に放出させること)にある。効果に個人差はあるが、一般的にはリタリンの効能時間は4時間程度とされており、コンサータの効能時間は12時間程度となっている。

 厚労省の審議会は、コンサータの承認条件として「診断治療に精通し薬剤のリスクを理解している医師のもとで使われるような措置を講じる」ことを条件にするほか、製造販売業者のヤンセンファーマ社には同剤の販売にあたって、医療関係者や保護者のADHDに対する理解を深めるための啓発資材の作成や講習会を行なうことも求める予定となっている。
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