わが家に「不登校」が訪れたときの気分を、年末漢字風に一字で表すならば「難」でしょう。信じがたく、あり得ない苦難の如く。

 そして、そこからそれ以前を透かして見ると、「無難」に漬かっていたように思います。やっかいなことにそれは「世間・常識」と同様に無味無臭で無自覚ですから、壊れたブレーキの如くに問題の元凶は本人か子育てかと疑い続けました。つまり、「無難」という仕切り線に立ってそこから外れたものに歯がみしていたのです。

 とんでもない視界不良でした。では、いまはどうか。そこで、わが家における不登校体験の果実(らしきもの)について書いてみます。


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