検討会議のようす

 1月30日、文科省において「フリースクール等検討会議」が発足した(座長・永井順國氏)。フリースクールについて、国内で初となる行政主導の議論が本格的にスタートした。

 この日の検討で決まったのは3点。検討会議が一般公開されること、フリースクール等の実態調査を行なうこと、座長は「文部科学省全国フリースクール等フォーラム」でも講演した永井順國氏が務めること。第1回に引き続き、今後も文科省HPに参加申し込み方法が示され、一般参加が可能となった(登録制/各団体1名まで)。

 また、昨年末から文科省内の検討チームが議論・整理した「フリースクール等に関する論点例」が示された。「論点例」は、今後の会議の方向性を示すものとなる(参照)。

 このほかの検討議題は「事例発表」と「自由討議」。

 事例発表には4団体が登壇。フリースクールの草分け的存在でもある「東京シューレ」、公設民営型フリースクールを運営する「フリースペースたまりば」「スマイルファクトリー」、発達障害の子どもの支援を行なっている「楠の木学園」がとり組みを発表した。

当事者の声直に聞いてほしい


 自由討議では「当事者の生の声を聞いてほしい」「一人ひとりの子どもの学習権保障という立場から考えた制度が必要」「学校に合わない子はフリースクールへという新しい排除につながらないような制度が必要」などの意見が出された。

 次回会議は2月下旬の予定。(石井志昂)