07年8月9日、文科省は学校基本調査、児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査の速報を発表した。速報によると、昨年度の「不登校」を理由とする長期欠席者数(年間30日以上)は12万6764人(前年度比4477人増)だった。不登校者数は1975年以来27年間増加し、その後、4年間微減を続けていたが増加に転じた。全児童に占める割合は1・17%。少子化の影響もあり、中学生に占める割合は2・86%と過去最高を記録した。
学校基本調査速報によると、小・中学校の在籍者数は1074万7420人(前年度比4万1524人減)であった。06年度の「不登校」による長期欠席者は、小学校が2万3824人で、全児童に占める割合は0・33%、中学校が10万2940人で、全生徒に占める割合は2・86%となった。
長期欠席者数全体も昨年度に比べ9000人増加した。
読者コメント