子ども(大人でも当てはまるかもしれませんが、私の専門外なので)がいわゆるキレた状態になったとき、そのキレたときの状態を覚えていない場合があります。そのキレたときの子どもの心の状態を説明します。
キレたときの子どもはけっしてキレたときの行動を意識的にしたのではないです。キレたときの記憶が残っていないのも、自分を守るために嘘を言っているのではないです。その子どもは度重なるつらい経験から、子どもの心に大きな傷を受けています。心的外傷の状態です。その大きな心の傷を持っている状態で新たな酷くつらい経験をしたとき、激しく心の傷が疼いて、一時的な解離状態(別人格として振る舞う)を起こして問題行動を起こします。
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