不登校新聞

223号 2007.8.1

睡眠研究家に聞く 昼夜逆転は問題?

2015年02月24日 15:34 by 匿名
2015年02月24日 15:34 by 匿名


 不登校で昼夜逆転生活していると不健康だ」とよく言われるが、果たして真実は? 「眠りの真相」にせまるべく、睡眠研究の草創期から携わる第一人者である井上昌次郎さんにお話をうかがった。

――眠りの誕生はいつですか?
 厳密にそれを知ることはできませんが、眠りらしい眠りが確認できるのは、大きな脳と高い体温を持つ鳥類とほ乳類です。昆虫、魚、貝などは、活動が停止しているのか、眠っているのか、よくわかりません。脳波を調べてもほとんど変化がありませんからね。

 眠る動物たちの脳は活動レベルが高く、重要な役割を担っていますが、連続運転するとすぐにオーバーヒートしてしまいます。大脳は進化の過程の最後に出てきた「新製品」で、まだ構造がもろいんです。この大脳を守るため、あるいは正常に活動させるために、開発されたのが「眠り」です。眠りは、よりよく脳が働き、よりよく休むための管理・調整をしていると言えるでしょう。

――外敵のことを考えると、眠ることは危険ではないでしょうか?
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