不登校新聞

222号(2007.7.15)

ひといき 多田耕史・石井志昂

2015年03月05日 13:13 by 匿名


 かなり前の話になるが、事務所に訪れた2人の司法修習生の会話。「いじめで自殺する子がいるけど、どう思う?」「俺は甘えてると思うよ」。果たしてそうだろうか? 自殺する子どもたちは何にすがることなく、たった一人でこの世を去っていく。人はけっして一人では生きてゆけない。食べることにしろ、着ることにしろ、つねに誰かの世話になって、つねに誰かとふれあうことによって生きてゆけるのである。私も小学生のころ、いじめを受けていた。何度も死を考えたが、死ねなかった。やはり死ぬのが怖くて、どこかで何かに甘えていたのではないかと考える。むしろ生きている人間こそ甘えているのではないだろうか。  (名古屋支局・多田耕史)
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