4月1日は、今年も「ひきこもりデー」だそうだ。
大阪市の「なるにわ」(NPO法人フォロが運営する18歳以上対象の居場所)は、4月1日を「世界ひきこもりデー」として、世界中のひきこもり当事者に呼びかけ始めた。
今回は2回目。昨年4月1日は「全国ひきこもりデー」として、ネットで日本全国に呼びかけた。春、とくに4月初めは、学校や仕事が始まる時期で、ひきこもっている人にはつらい時期でもある。その4月1日を「ひきこもりデー」としたことについて、反響は大きく、ツイッターなどを通じて、多くの人から賛同を得た。
今回は呼びかけ範囲を大きく広げ、「世界ひきこもりデー」とした。なるにわは「いろんな国、いろんな場所にひきこもり中の人がいるはず。取り巻く事情はちがえど、ひきこもりであるという点でみれば仲間」「世界各国に点在する仲間に思いをはせながら、みなさまの『こもり場』で、この日を過ごしてみては」と、ひきこもったまま参加できるイベントとして、世界中に呼びかけている。
「ひきこもりデー」なので、取り立ててすることはないが、1日午前1時には、「なるにわラジオ」が放送される予定(下記ブログから聴取できる)。また、当日はツイッターのハッシュタグ 「#HikkyDay」で、ツイートを募っている。
不登校新聞社も、このイベントに協賛し、つぶやきプロジェクトでも同ハッシュタグの呼びかけを行なうこととした。
このほか、なるにわでは、活字媒体として『もじにわ』も刊行する。不定期刊行の小冊子で、創刊号は、伊藤書佳さん(編集者)と勝山実さん(ひきこもり名人)へのインタビューが掲載される。
ひきこもりデー、なるにわラジオ、もじにわ、などへの問い合わせはNPO法人フォロまで。
NPO法人フォロ
℡06・6946・1507
E-mail communitas@foro.jp
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