厚労省の研究班(主任研究者・保坂隆東海大学医学部教授)が、中学生566名に対し、アンケート調査を行なったところ、4人に1日が「抑うつ病圏」と予測される結果が出たことを発表した。
調査は06年8月、公立中学校1校の1年生から3年生566名を対象に「DSRS―C(子ども用抑うつ自己評価尺度)」を使用して実施。調査はアンケート形式で行なわれ、「逃げ出したいような気がする」「生きていても仕方ないと思う」など18項目への回答を「いつもそうだ」「ときどきそうだ」「そんなことはない」の三択から選ぶ。その結果、男子は20・7%、女子は28・7%、全体では24・6%が「抑うつ病圏」と予測される結果となった。
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