5月15日、福島県会津若松市において高校3年生が、母親を失血死させ首と手を切るという事件が起きた。地元において不登校支援を行なっている身としては、非常に痛ましい事件となった。
首を切り落とし警察に自首するという本人の行動は、「猟奇的」と理解され、本人をアスペルガー症候群と判断する勝手な専門家の意見が一人歩きをしている。私は、この事件を考えるうえで、本人がどのような葛藤や苦しさのなかで事件にいたったのかを考えないわけにはいかない。
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