その中学校は、入学の要件が不登校、という定員120名の私立中で、子どもの気持ちを大切に、子どもとともに創るフリースクールのような学校だ。旅立ち祭での卒業生の一人一言は、毎年大きな感動を呼ぶ。

 「恐くて、不安で、もう自分はダメだ、もういっそ死んでしまいたい、と思っていた。しかし、本やニュースを観ているうちに、戦争や大災害、病気などで生きたくても生きられない人たちを知って、自分の考えがバカらしく思えてきた。こんな自分でも何か人のためにできることはないかと考えるようになり、自分のためにやっていた音楽をもっと学んで人のためにもなりたい」。


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