不登校新聞

408号 2015/4/15

【公開】大津中2いじめ自殺とは

2015年04月13日 13:20 by kito-shin
2015年04月13日 13:20 by kito-shin
 2011年10月11日、大津市の中学2年生の男子生徒(当時14歳)が、いじめを苦に飛び降り自殺に至った事件。男子生徒は、複数人の生徒から、休み時間のたびに一方的に殴られる、馬乗りになられてペンで顔に落書きされる、毎日のようにズボンを膝まで下ろされるなどのいじめを受けていた。男子生徒が自殺する前から、他の生徒は担任や他の教員にいじめが起きていることを報告。自殺直後も、学校側に直訴していじめの実態を報告した。しかし学校側は消極的に対応。事件後、遺族の懇願によって実施した校内アンケートを破棄するなど、事実の隠ぺいも図った。これらの事実は男子生徒が自殺した1年後に遺族側の代理人より明らかにされ、社会的にクローズアップされた。

関連記事

「不登校の要因はいじめ」子どもと教員、認識差に6倍の開き

624号 2024/4/15

東京都で2万円、富山県で1万5千円 全国の自治体で広がるフリースクール利用料の補助のいま

622号 2024/3/15

「不登校のきっかけは先生」、「不登校で家庭の支出が増大」約2800名へのアンケートで見えてきた当事者の新たなニーズ

619号 2024/2/1

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

625号 2024/5/1

「つらいときは1日ずつ生きればいい」。実業家としてマネジメントやコンサルタント…

624号 2024/4/15

タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

623号 2024/4/1

就活の失敗を機に、22歳から3年間ひきこもったという岡本圭太さん。ひきこもりか…