連載「不登校の歴史」


 2010年(平成22年)、学校以外の学びのあり方を認める仕組みを求めて、1年間検討してきた内容を踏まえ、第2回JDEC(日本フリースクール大会)には、新法骨子案第1案が提案された。
 
 そして2011年1月にはフリースクール全国ネットワーク加盟団体に第1案が送付され、意見を募集した。
 
 この年ほど、賛否両論、ケンケンガクガク、この法律について意見がぶつかったことはない。「支援されると行政が口を出す」「管理・干渉が強まるだろう」「公金を親に出しても酒代に消えるのではないか」「大きいフリースクールしか支援金が出ず、うちのような小さいところは格差が広がるだろう」「人権侵害の施設も受け取ることになるのではないか」「学校復帰へのプレッシャーに加え、学校に行かなければオルタナティブ教育を受けるべきというプレッシャーが新たに加わる」……、などなど懸念や不安や不信感が届いた。誤解や思い込みは解き、あたっている難問は毎月の新法研究会で検討し、出かけていって説明した。
 
 それらを含め、変更したほうがよいところは変更し、第2案を作成。また全国に送り、意見を再募集した。建設的な意見もたくさんもらえた。
 
 6月にはフリースクール議連が総会を開いてくれ、新法を検討している旨、報告した。

この記事は登録読者だけが閲覧可能な内容を含みます。続きを読むにはPublishers IDによる読者登録が必要です。