不登校新聞

410号 2015/5/15

不登校専用アルバイトマニュアル 13年で実働30日。働けない私のいま

2015年05月15日 16:32 by kito-shin


 今回登場いただくのは、PN Y・Yさん(28歳)。バイトへの葛藤や転機になった友人の言葉などを執筆してもらった。

 「働いて自分の生活費を稼げるようにならないと一人前じゃない」。
 
 漠然と15歳のときからそうずっと思ってきた。なのでとにかく高校生になってからバイトに挑戦し続けた。受けた面接は10回は超えるが、落ちたのは1回だけ。私の場合そこまでは順調にいくのだが、そこからが問題だ。
 
 面接合格から勤務開始日までの間に、とてつもない不安に襲われ、心が折れ、キャンセルした回数は3回。1日でバイトをやめたケースは何回もある。15歳から実際に働いた合計日数は30日もいかない。そう、ほぼ働けていないのだ。だけど頭の中は「働かなきゃ! 働かなきゃ!」と勝手に自分を追いつめ、気持ちだけは激しく疲労していた。
 
 あるとき、同じ元不登校だがバイトをバリバリしている友人に、「働きたいのにバイトが続かない」という内容の相談をした。そして友人の口から出た言葉が、後に私に大きな衝撃を与えることになる。「少し働くことから、離れてみたら?」。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

不登校専用アルバイトマニュアル最終回「働かずに暮らす方法」

411号 2015/6/1

バイト決断から2年働けず 編集長 石井志昂

409号 2015/5/1

バイトコラム 人に使われたら負けなのか

409号 2015/5/1

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

526号 2020/3/15

中学と高校、2度の不登校で苦しんだ不登校経験者にインタビュー。自身が「どん...

525号 2020/3/1

受験生の息子が突然の不登校。今ならばわかる「親にできること」を母親が講演。

524号 2020/2/15

「なんもできませんが僕を貸し出します」というツイートが、瞬く間にネット上で...