不登校新聞

330号(2012.1.15)

第6回「同じ目線で考えてもらえる喜び」

2014年02月13日 15:02 by kito-shin



連載「"自閉症スペクトラム”から見える世界」


 私には理想のオトナ像がありました。ささいなことにジタバタせず、感情のコントロールができて、情緒的に安定していて、理不尽なことを言わない、無責任なことをしない、友だちや同僚との調和を大切にして言い争いをしない、そんなヒトをオトナというのだと思っていました。でも、現在の私(41歳)はそのイメージからほど遠いです。

 約1年前、私は大切な友人(10歳の女の子)とクチげんかをしました。しばらく話をしても折り合うことができず、結局は、彼女がその日の夜、電話で謝ってくれたんですが、私は全然釈然としませんでした。

 だから正直に「言葉でごめんって言ってもらっても、気持ちがおさまらない」と言いました。「どうしたらいいの?」という彼女に「言葉でごめんと言わなくてもいいから、なんで私が傷ついたか、考えてほしい」と伝えました。
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