不登校新聞

412号 2015/6/15

記者コラム「取り返せない取材時の失敗」

2015年06月12日 12:32 by shiko
2015年06月12日 12:32 by shiko



 みなさんにも読んでいただいているインタビュー記事。これらの原稿は、まず、①発言をすべて打ち込む(テープ起こし)、②余分な話をそぎ落とす、③読みやすいように精製する、という工程をかならず踏みます。「人は1時間で約1万字ぐらい話す」と言われており、テープ起こしは、もはや肉体労働。「せめてクリアな音でテープ起こしをしたい」と思い、購入したのが録音マイク。レコーダーにくっつけて録音するだけで……、なんということでしょう、音質がクリアに!
 
 そんなマイク購入から数カ月後、事件が起きました。この日は本紙理事の奥地圭子さんといっしょに社民党議員へ取材。テーマは戦争。
 
 当時、私が19歳。議員さんと奥地さんとのあいだで飛び交う単語がよくわかりません。教育勅語、学徒出陣ぐらいならまだしも、天皇陛下の藩屏、下山・三鷹・松川事件……。ここは笑顔で乗り切って、テープ起こしの際に勉強しようと心に決めたわけです。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

『不登校新聞』のおすすめ

587号 2022/10/1

編集後記

587号 2022/10/1

『不登校新聞』新編集長よりごあいさつ 私たちが届けたいものは

586号 2022/9/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

587号 2022/10/1

「こいのうた」「浮舟」など、2000年代に数々のヒット曲を生み出したスリーピー…

586号 2022/9/15

気持ちをうまく言葉にできない、と悩んでいた7年間のひきこもり経験を持つ瀧本裕喜…

585号 2022/9/1

「夏休みの終わりが近づくにつれ、胸がキリキリと締めつけられて苦しくなっていった…