不登校新聞

330号(2012.1.15)

バイトを穏便に辞める方法

2015年02月27日 10:54 by kito-shin
2015年02月27日 10:54 by kito-shin



いつでも辞められる安心感を


 バイト辞めたい……。誰しもが一度は口にしたこと、もしくは友人がダルそうに話すのを聞いたことがあるだろう。しかし本気で辞めたくなったとき、どうやってバイト先に伝えればスムーズにいくのか。子ども若者編集部で調査した。

 「バイト」「穏便」「辞める」この三つの単語をグーグルで検索すると、なんと35万1000件もヒットする。つまり、「バイトを穏便に辞める方法」とは、世の中の人が真剣に知りたい情報なのだ!

 不登校、ひきこもりの人々はどうだろうか。ただでさえ、メンタル面が弱っている不登校、ひきこもりの人にとって、劣悪なバイト環境は耐えがたいものである。一刻も早く辞めたいはずだ。

 しかし、「ここで辞めて、また雇ってくれる所なんてあるのか…?」「また、迷惑をかけてしまう…」という不安や罪悪感に悩まされ、なかなか辞められない。このようなストレスに身をさらすことで、どんどん精神的にしんどくなり、辞めざるをえなくなる。自分の体調を悪化させ、なおかつ罪悪感にも苛まれるという、最悪のパターンである。

 この由々しき状況に対して、われわれ子ども若者編集部は立ちあがった。バイトを雇う側の人間や、バイト経験者に話を聞き「バイトを穏便に辞める方法」を調査した。「なんとか、穏便にバイトを辞めたい!」「採用されたけど、キツイ職場だったらどうしよう…」と不安に思っている人は、ぜひ参考にしていただきたい。

 調査によって、重要だとわかったのは、以下の3つの点である。①「辞める」と言い出すタイミング②辞める理由③予想外のトラブルへの対処法。では、具体的に「バイトを穏便に辞める3カ条」を見ていこう。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

「40代で人生2度目のひきこもり」ひきこもり経験者が語るふたたび動き出すまでの出来事と気持ち

624号 2024/4/15

「30歳を目前に焦っていた」就活失敗を機に大学生でひきこもった私が再び動き出すまでに取り組んだこと

623号 2024/4/1

14年の心理士経験を経てわかった「学校へ復帰するよりも大切なこと」

621号 2024/3/1

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

624号 2024/4/15

タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

623号 2024/4/1

就活の失敗を機に、22歳から3年間ひきこもったという岡本圭太さん。ひきこもりか…

622号 2024/3/15

「中学校は私にとって戦場でした」と語るのは、作家・森絵都さん。10代に向けた小…