不登校新聞

216号 2007/4/15

声 私含め、「幻」の子ども像を求めてしまう

2015年06月26日 14:41 by kito-shin
2015年06月26日 14:41 by kito-shin


 臨時職員という立場ですが、保育の仕事をやっています。
 
 具体的な問題を、お伝えする文章力がないのですが、幼い子どもたちにどうやって大人が向きあえばいいのか? わが家の不登校経験を通して、感じることが多い日々です。
 
 保育は「小学校に行くための保育」なのでしょうか?
 
 子どもが、大人にとって都合のいい「まとまる存在」になるためには、在園中の時間では足りないことがよくあります。考えてみれば、子どもをそんなふうに変えるのは無理な話なんですが、そこをなんとか「まとまる存在」にするのが、「職員の技量」と判断する風潮もあったりします。
 
 もちろん、そうじゃない保育士さんもいらっしゃいます。子どもの行動をじっくり、注意深く観察してうけ止めて……、こういう人ってステキだなと思って見てます。そういう出会いは、うれしいですね。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

「あなたは誰より大切だよ」不登校を経験した4児の母が、あのころ一番欲しかった言葉【全文公開】

624号 2024/4/15

「僕、先週死んじゃおうかと思ったんだよね」小5で不登校した息子の告白に母親が後悔した対応

623号 2024/4/1

「原因を取り除けば再登校すると思っていた」不登校した娘の対応で母がしてしまった失敗から得られた気づき【全文公開】

623号 2024/4/1

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

625号 2024/5/1

「つらいときは1日ずつ生きればいい」。実業家としてマネジメントやコンサルタント…

624号 2024/4/15

タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

623号 2024/4/1

就活の失敗を機に、22歳から3年間ひきこもったという岡本圭太さん。ひきこもりか…