不登校新聞

327号(2011.12.1)

不登校体験を映画化

2013年08月01日 14:49 by kito-shin
2013年08月01日 14:49 by kito-shin


フリースクール「東京シューレ」
日本/2011年/31分/制作・子ども映画制作委員会
/制作指導、機材協力・創造集団440Hz

 東京シューレの子どもたちが中心となってつくった自主映画「不登校なう~居場所を求める私たち~」の全国キャラバンが始まった。11月4日に行なわれた試写会を皮切りに札幌、東京、大阪、広島、佐賀で上映。12月4日には長野のフリースクールフェスティバルでも上映される予定だ。キャラバンでは同時に作成された東京シューレ25周年の歴史をまとめた「僕は僕でよかったんだ」も上映される。
 
 「不登校なう~居場所を求める私たち」は、東京シューレの子どもたちを中心とした制作委員会が作成。みずからの不登校体験をもとに脚本、演出、編集を手がけた。映画のテーマは4本立て。①学校のあり方に不登校、②いじめによる不登校、③自分でも理由が見つからない不登校、④居場所でのようす。
 
 試写会に訪れた内田良子さん(モモの部屋主宰)は「当事者ならではの視点が盛り込まれた作品。あらためて気づかされることが多く驚いた」と話した。
 
 東京シューレではさらなる上映先も探していく予定。上映会の申し込みや問い合わせなどは東京シューレ(℡03・5993・3135)まで。

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